「おんな城主 直虎」

2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」

戦国時代に男の名で家督を継いだ「おんな城主」がいた――。

遠江(とおとうみ/静岡県西部)井伊家の当主、井伊直虎(いいなおとら)である。

戦のたびに当主を殺され、ただひとり残された姫が、「直虎」と勇ましい名を名乗って乱世に立ち向かった。

駿河の今川、甲斐の武田、三河の徳川と3 つの大国が虎視眈々と領地をねらう中、資源も武力も乏しいこの土地で、頼るべきは己の知恵と勇気。

そして直虎は、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守ってたくましく生き延び、その後の発展の礎を築いた。

彼女の原動力となったのは、幼いころに約束を交わしたいいなずけへの一途な愛。

愛を貫いて自ら運命を切り開き、戦国を生き抜いた女の激動の生涯を描く。

【物語】

永禄8(1565)年、ついに次郎法師が「直虎」と名乗って城主の座についた。しかし家臣団は失望の色を隠せない。女に何ができるものか。「最後までやり通す覚悟があるか」とけん制する家臣たちの言葉に、生来の負けん気が頭をもたげる。

持ち前の機転と交渉力で今川に女が城主になることを認めさせた直虎は、続いて復興政策を進める。

戦乱で疲弊した村から年貢を取るには、安定した収入を生み出す産業が必要。一歩一歩自分の足で確かめ、自ら汗を流して働く直虎に、家臣たちの見る目が少しずつ変わっていく。

一方直虎は、ひ弱な虎松を寺で教育しようとして虎松の母と激しく対立する。しかし直虎の思いが虎松の負けん気に火をつけ、虎松自ら寺にやって来る。家中の子どもたちと共に学び、その絆が将来彼を支えることに。

ところが今川氏の凋落は、遠江を新たな戦乱に巻き込んでいく。北から甲斐の武田信玄が、西から三河の徳川家康が井伊領を虎視眈々とねらう中、直虎は城主としての真価を問われる。この絶体絶命のピンチをどう生き延びるのか?井伊直虎一世一代の作戦が始まる!

【あらすじ】

遠江(静岡県)の井伊家当主・井伊直盛の一人娘として生まれる。直盛には男子がなかったため、幼くして分家の嫡男・亀之丞と婚約し、次の当主の妻として井伊家を盛り立てるはずだった。

ところが井伊家は、実質的には強大な今川義元の支配下にあり、亀之丞の父は今川方に謀反を疑われて殺害されてしまう。9歳の亀之丞も命を狙われて信州へと逃げ、以降ふっつりと消息が途絶えた。

その後別の縁談が持ち上がるが、自ら出家して拒絶。悲嘆にくれる両親を納得させるため、住職は「次郎法師」と男の名をつけた。

10年後、なんと亀之丞が生きて帰ってきたが、出家した身にはもはや結婚は叶わない。亀之丞は井伊家を継ぐために直親(なおちか)と名を変え別の娘と結婚。そして父・直盛が、今川義元もろとも桶狭間の戦いで討死してしまう。後を継いだ直親は今川に暗殺され、家中も次々と戦死。井伊家の男はこうして皆絶えてしまった。直親の嫡男、2歳の虎松をのぞいて…。

井伊家を誰が継ぐのか。住職は次郎法師を男として還俗させる、という驚くべき案を出す。かくして次郎法師は自ら「直虎」と名乗り、虎松の後見人として城主になる。「強い井伊を」という直親との誓いを背負って。

http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/2000/225827.html


遠江の井伊家当主・井伊直盛(杉本哲太)と妻・千賀(財前直見)の間には跡を継ぐ男子がなかった。そこで直盛は一人娘・おとわと分家の嫡男・亀之丞を婚約させ、亀之丞を次の当主にするつもりだった。ところが今川への謀反を疑われた亀之丞の父・井伊直満(宇梶剛士)が、申し開きに出向いた駿府で殺害されてしまう。このころ井伊家は強大な今川の支配下にあったため、亀之丞も命を狙われ逃亡し、以降行方知れずになる。

直満の謀反を今川に告げて井伊家を窮地に陥れたのは、家老の小野政直(吹越 満)と噂される。政直は自分の嫡男・鶴丸とおとわを婚約させ井伊家を乗っ取ろうとするが、おとわは亀之丞とのある「約束」を守るため、誰とも結婚できないよう出家してしまう。こうしておとわは「次郎法師」という名で仏門に入ることになる。

そのころ、駿府では今川義元(春風亭昇太)とその母・寿桂尼(浅丘ルリ子)が、強大な領国支配をおしすすめ、全盛期を築き上げていた。その勢力は駿河・遠江(現在の静岡県)から三河・尾張(現在の愛知県)にまで及び、のちに徳川家康となる松平竹千代(阿部サダヲ)も今川の人質として駿府で少年時代を過ごしていた。義元の嫡男・今川氏真(尾上松也)は父と祖母の庇護(ひご)のもと、わが世の春を謳歌(おうか)していた。

一方、井伊谷では家老の小野政直が病死し、かつての鶴丸こと小野政次(高橋一生)が跡を継ぐことになった。そんな中、亀之丞(三浦春馬)が生きていることが分かる。亀之丞は井伊谷へ無事帰還を果たすが、出家した次郎法師(柴咲コウ)にはもはや結婚はかなわない。亀之丞は井伊家を継ぐために直親と名を変え、奥山朝利(でんでん)の娘・しの(貫地谷しほり)と結婚する。

そんな中、尾張の織田攻めに向かった直盛が、今川義元もろとも桶狭間の戦いで討死してしまう。跡を継いだ直親も今川氏真により暗殺され、曽祖父・直平(前田 吟)や重臣たちも次々と戦死。井伊家の男たちはこうして皆死んでしまった。直親の嫡男、幼い虎松をのぞいて…。

井伊家を誰が継ぐのか。龍潭寺の南渓和尚(小林 薫)は、次郎法師を虎松の後見につける、という驚くべき案を出す。次郎法師はついに自ら「直虎」と名乗り、虎松の後見人として城主になる。直親との幼い日の誓いを背負って。

しかし戦乱続きで疲弊した家臣団は失望の色を隠せない。女に何ができるものか。家老となった小野政次は「最後までやり通す覚悟があるのか」と直虎をけん制する。直虎の生来の負けん気が頭をもたげる。

持ち前の機転と交渉力で今川に女が城主になることを認めさせた直虎は、続いて復興政策を進める。商人・瀬戸方久(ムロツヨシ)の力も借り、これまでにないアイデアを繰り出す直虎。一歩一歩自分の足で確かめ、自ら汗を流して働く直虎に、家臣たちの見る目が少しずつ変わっていく。

直虎は、ひ弱な虎松を寺で教育しようとして虎松の母・しのと激しく対立する。しかし直親との約束を守ろうとする直虎の思いが、虎松の奮起を促す。この虎松こそが、のちに「徳川四天王」の1人に数えられる井伊直政(菅田将暉)である。

今川氏の凋落(ちょうらく)は、遠江を新たな戦乱に巻き込んでいく。北から甲斐の武田信玄が、西から三河の徳川家康が井伊領を虎視眈々(こしたんたん)とねらう中、直虎は城主としての真価を問われる。この絶体絶命のピンチをどう生き延びるのか? 井伊直虎一世一代の作戦が始まる!


【登場人物伝】


1.おとわ/次郎法師/井伊直虎(新井美羽ちゃん/柴咲コウさん)

2.直虎の父・井伊直盛(杉本哲太さん)

3.直虎の母・千賀(財前直見さん)

4.直虎の曽祖父・井伊直平(前田吟さん)

5.菩提寺の住職・南渓和尚(小林薫さん)

6.直虎のいいなずけ・亀之丞/井伊直親(藤本哉汰くん/三浦春馬さん)

7.井伊家筆頭家老・鶴丸/小野政次(小林颯くん/高橋一生さん)

8.直親の妻・しの(貫地谷しほりさん)

9.豪商・瀬戸方久(ムロツヨシさん)

10.亀之丞の父・井伊直満(宇梶剛士さん)

11.鶴丸の父・小野政直(吹越満さん)

12.千賀の兄・新野左馬介(苅谷俊介さん)

13.井伊家の重臣・奥山朝利(でんでんさん)

14.井伊家の重臣・中野直由(筧利夫さん)

15.竜宮小僧(中村梅雀さん)

16.今川義元(春風亭昇太さん)

17.今川義元の嫡男・今川氏真(尾上松也さん)

18.今川義元の母・寿桂尼(浅丘ルリ子さん)

19.竹千代/徳川家康(阿部サダヲさん)

20.瀬名/築山殿(菜々緒さん)

21.虎松/井伊直政(寺田心くん/菅田将暉さん)

22.龍潭寺の南渓和尚の弟子・傑山(市原隼人さん)

23.龍潭寺の南渓和尚の弟子・昊天(小松和重さん)

24.関口親永と佐名(花總まりさん)

25.川手良則と高瀬(髙橋ひかるさん)

26.謎の山伏・松下常慶(和田正人さん)

27.井伊直政の養父・松下清景(?さん)

28.井伊直満・直親親子の家老・今村藤七郎(芹澤興人さん)

29.守源(?さん)

30.まとめ